歯列矯正後のリテーナーは
いつまでつけるの?

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リテーナー

歯列矯正後のリテーナーはいつまでつけるの?その期間や正しい使い方と注意点を解説します。

2024年01月29日

歯列矯正が完了した後につけるリテーナー。

歯列の後戻りをさせないために絶対につける必要があるものですが、1日何時間つけるべきなのか、いつまでつける必要があるのか、そういった疑問を抱く方は多いかと思います。

今回こちらでは、リテーナーの装着期間や正しい使い方、種類や注意点などリテーナーについて解説します。

歯列矯正後のリテーナーはいつまでつける?一日何時間くらい?

リテーナーをつける期間は、基本は2〜3年だとされています。

ただ、歯列矯正の治療期間と同程度の期間リテーナーをつけることが推奨されているので、矯正期間が1年間であればリテーナーをつける保定期間も1年間、3年間であれば3年間といったかたちが一般的です。

また、1日の内の装着時間ですが、保定期間初期は1日約20時間が推奨されています。
ある程度の保定期間が経過したあとは、1日10時間や8時間程度でも問題ありません。

ただし、期間も1日の装着時間もです。

自己判断で短い時間でリテーナーを外してしまうと、歯列が後戻りしかねません。 その点は注意して、必ず医師の指示に従いましょう。

リテーナーとは?なぜ、必要なのか?

リテーナーとは、歯列矯正が完了した後に歯を保定して歯並びを安定させるために使う器具のことです。

歯を移動させた直後は、骨が不安定で元の歯並びに戻ろうとする力が働きます。
これを「後戻り」と言いますが、リテーナーはこの後戻りを防ぎ理想の歯並びを保つために歯に装着する装置です。

リテーナーを長期間装着することにより、歯列が理想の状態で保定され、最終的にはリテーナーを外しても後戻りをしない状態にすることができます。

逆に言えば、矯正が完了してもリテーナーを装着しなければ、元の歯並びに戻ってしまいます。

美しい歯列をキープするため、再度矯正治療をするコストを減らすためにリテーナーは絶対に必要なものなのです。

リテーナーの種類

リテーナーは大きく分けて3種類あります。

フィックスタイプ

フィックスタイプ

専用の接着剤によって歯の裏側にワイヤーを装着するタイプのリテーナーです。

周りの人に気付かれにくく、保定力も高いのが大きなメリットです。

しかし、歯石や虫歯などの歯周病リスクがあることや、いつの間にか外れてしまっていることもあり、クリニックへの定期的な検診が必要になってきます。

プレートタイプ

プレートタイプ

歯の表面をワイヤーで、裏面をプラスチックのプレートで固定するリテーナーです。

簡単に脱着が可能でありながら、保定する力も強いのが特徴です。

しかし、装着している間は歯の表面にワイヤーが見えているので、審美性がやや低いのがデメリットです。

マウスピースタイプ

マウスピースタイプ

透明なマウスピースを装着して、歯全体を覆って固定するタイプのリテーナーです。

インビザラインと似たようなものであり、クリアリテーナーとも呼ばれています。

透明なので見た目ではリテーナーをつけていることが分からず、審美性が高く人気のあるタイプです。
当クリニック、柏クレイン総合歯科/矯正歯科でも、こちらのマウスピースタイプを使用しております。

こちらのマウスピースタイプは他のリテーナーに比べて耐久性が低く、また汚れや着色にも弱いというデメリットもあるので、しっかりとした管理が必要になります。

歯列矯正後のリテーナーは正しい使い方を

リテーナーは医師の指導のもと、正しい使い方をする必要があります。

・1日20時間の装着

・2〜3年は装着し続ける

・毎日ブラッシングやクレンザーなどで洗浄する

といった3点は意識しましょう。

また、定期的にかかりつけのクリニックに通い、歯科医師のアドバイスを聞くことも大切です。
保定期間や装着時間を変更できる可能性もありますし、リテーナーの点検をすることもできます。

リテーナーの使用上の注意点は?

リテーナーは歯列の後戻りを防ぐために絶対に必要なものです。

以下の点に注意することによって、その効果を最大限に高めることができるのでチェックしておきましょう。

 

飲食をする時は外す

リテーナーを外す

リテーナーは食事中には装着をしないようにしましょう。

マウスピースタイプの場合、マウスピースを変色させてしまう可能性もありますし、硬い食べ物を噛んだときに破損をしてしまう可能性もあります。

リテーナーが破損して保定ができない期間が続くと、その間にも歯列は後戻りをはじめてしまいます。 食事中は外して、リテーナーを傷つけないようにしましょう。

専用のケースを持ち歩く

ケース

リテーナーは食事中に外さなければならないので、必ず専用のリテーナーケースを持ち歩くようにしましょう。

そうすることで破損のリスクを抑えられますし、紛失する可能性も減らすことができます。

また、衛生的にも健全な管理ができるので、常にケースを持ち歩き、外す時には必ずケースの中にしまうようにしましょう。

毎日洗浄をする

洗浄

案外忘れがちですが、必ず毎日洗浄することを意識しましょう。

洗浄をしていないと、雑菌や汚れが溜まっていき、においを発するだけでなく歯周病の原因にもなりかねません。

歯ブラシなどで優しくブラッシングすることも効果的ですし、リテーナー専用のクレンザーもありますのでそれらで美しい状態を保ちましょう。

自分に合ったリテーナーを選ぶ

リテーナーは種類によって装着した感覚や相性が異なるだけでなく、費用も変動します。

医師の診断のもと、ご自身のお気持ちや予算感にあったものを選ぶようにしましょう。

前章で説明した通り、保定期間は長期間に渡ります。
不快感を覚えた状態が長い期間続くと大きなストレスになってしまうので、必ず自分に合ったリテーナーを装着するようにしましょう。 

リテーナーが痛い場合は主治医に相談をしよう

リテーナーを装着していると、場合によっては痛みが生じることがあります。

そういった場合はすぐにかかりつけのクリニックへ行き、医師に相談しましょう。
痛いからといってリテーナーを装着をしないと後戻りをしてしまいます。

リテーナーがフィットしていない可能性があるので、医師に相談してリテーナーを調節してもらうと良いでしょう。

どうすればいい?後戻りをしてしまった場合

しばらくリテーナーを装着しておらず、後戻りをしてしまった場合もすぐに医師に相談しましょう。

軽度の後戻りであれば、リテーナーを装着していれば元に戻る可能性があります。
しかし、重度の後戻りの場合は再度矯正治療をする必要があります。

再度治療をするとなると、時間的・金銭的なコストも再度かかってしまいます。
コストを最小限におさえて、美しい歯列を守るために必ずリテーナーはつけるようにしましょう。 

まとめ

リテーナーは矯正した歯を後戻りさせないために絶対に必要なものです。

正しい装着時間・装着期間を守らないと歯列が元に戻り、再度矯正治療をすることになります。

こちらで解説した正しい使用方法や注意点を参考にして、リテーナーを装着し続けましょう。

また、当クリニック柏クレイン総合歯科/矯正歯科では、常に無料のカウンセリングを受け付けております。

ご来院だけでなく、メールLINEでのご相談も受け付けておりますので、歯列矯正のことやリテーナーのことも含めどんなお悩みでもお気軽にご連絡ください。
皆様の歯の健康を心から願っております。

無料のカウンセリングは随時受け付けておりますので、いつでもお気軽にご相談ください!

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皆様のご来院、心よりお待ちしております。

コラム監修

監修者

柏クレイン総合歯科・
矯正歯科院長
鶴田 正

  • ・医療法人社団友正会 理事長
  • ・口腔外科医
  • ・インビザラインドクター

歯のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度「柏クレイン総合歯科・矯正歯科」にご相談ください。
丁寧なカウンセリングと診察に基づいた治療で、患者様の健康的な歯と口の状態をサポートいたします。

・好きな食べ物:温泉卵

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