柏市で安心・安全なインプラント治療を
- インプラント治療はちょっと怖いという方
- インプラント治療期間を短くしたい方
- 他院で骨が少ないと言われた方
- 月々9,300円 (税込)~
- 10年保証
柏クレイン総合歯科・矯正歯科のインプラント治療
「インプラントは怖い」「本当に大丈夫なの?」—そのような患者様の不安なお気持ちに寄り添うことを、柏クレイン総合歯科・矯正歯科は最も大切にしています。
インプラント治療は、失った歯の機能を補い、見た目や噛む力を回復させる非常に有効な選択肢です。
しかし、手術を伴う治療である以上、不安を感じるのは当然のことです。
当院では、患者様に心から安心して治療を受けていただくために、安全性と確実性を最優先に考え、治療後の長期的な安定を見据えた精密な診断と丁寧な手術を行っています。
私たちは、単にインプラントを埋入するだけでなく、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた「安心」と「納得」の治療を提供することをお約束します。
サージカルガイドを使用した
精密なインプラント埋入
当院では、すべてのインプラント手術において、事前のCT解析とサージカルガイドを用いた精密な埋入を基本としています。
これは、患者さんにとって、より安全でしっかりとした治療につながるように、私たちが大切にしている取り組みのひとつです。
サージカルガイドとは?
サージカルガイドは、患者様の歯科用CTデータをもとにコンピューター上で3Dシミュレーションを行い、設計・製作される専用のインプラント埋入ガイドです。
マウスピースのように口腔内に装着し、設計された理想的な位置・角度・深さにドリルを正確に誘導する役割を果たします。
サージカルガイドのメリット
- シミュレーション通りの正確で安全な治療を目指せます
- 神経や血管をしっかり確認して、安全な場所を選べます
- 治療後のイメージを、事前にシミュレーションで確認できます
- サージカルガイドによって、手術時間の短縮が可能になります
サージカルガイドは、まさに「精密治療のためのカーナビ」のような存在です。歯科医師の経験だけに頼るのではなく、科学的根拠に基づいた正確で再現性の高いインプラント治療を可能にし、患者様の安心につながります。
※原則としてCTやガイドを用いて計画を立てますが、症例によっては使用しない場合もあります。
不安や痛みに配慮した鎮静法の導入
「手術が怖い」という気持ちを
少しでも和らげるために
「インプラントには興味があるけれど、手術がとにかく怖い」そうした不安を抱える患者様は決して少なくありません。
当院では、手術に対する不安や緊張を最大限に和らげ、リラックスした状態で治療を受けていただけるよう、様々な配慮をしています。
手術時の精神的・身体的負担を軽減するため、患者様の状況に応じて、以下の鎮静法をご提案しています。
- 筋肉内鎮静法(IM鎮静法)
- 筋肉に鎮静薬を注射することで、気分が落ち着き、手術への緊張が和らいだリラックスした状態へと導きます。
多くの患者様から「落ち着いて受けられた」とのお声をいただいており、術後の回復が比較的早いのが特徴です(全身麻酔とは異なります)。
- 静脈内鎮静法(IVS)
- 静脈から鎮静薬を点滴で投与する方法です。多くの方が「うとうとしているうちに手術が終わっていた」と感じられるほど、緊張や不安を感じにくい、穏やかな状態で治療を受けられます。
麻酔科医または経験豊富な歯科医師の管理下で常に全身状態をモニタリングしながら、安全に処置を行います。
これらの鎮静法により、患者様はリラックスして手術に臨むことができ、精神的な負担が大きく軽減されます。
厳選したメーカーの製品を採用
あなたに合ったインプラントを選べます
信頼性に優れたストローマン製のインプラント
当院では、世界トップクラスのシェアを誇る、スイスのストローマン社製インプラントを採用しています。
500万人以上の患者様が治療を受けている実績があり、その長期にわたる安定性と品質には多くの歯科医師が信頼を寄せています。
ストローマン社独自の技術で開発された表面性状は、骨との結合が非常に安定していることが特徴です。
また、インプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期的なメンテナンスが欠かせません。
もし転居などで当院への通院が難しくなった場合でも、ストローマン社のインプラントは世界中で多くの歯科医院が採用しているため、なにかトラブルがあっても対応してもらえる可能性が高いというメリットがあり、長期的な安心につながります。
1ヶ月*で治療できるオステム製のインプラント
*治療期間は患者様のお口の状態や治療計画によって異なります。目安としてご提示しています。
韓国のOsstem Implant社は、世界的に広く使用されているインプラントメーカーの一つです。
特にアジア人の骨格に合わせた製品開発に力を入れており、日本国内でも多くの歯科医院が採用する、信頼性の高いメーカーです。
「どれくらいの期間で治療が終わるのか?」は、インプラント治療を検討されている方にとって大きな関心事でしょう。当院で使用するオステム製インプラントは、この「治療期間の短縮」を強く意識して開発されています。
このインプラントの表面は、オステム独自の「SA(エスエー)」処理に加え、さらに「ナノハイドロキシアパタイト(Nano-HA)」という骨の主要成分と同じ成分をナノレベルでコーティングしています。
これにより、インプラントが骨に触れた際に「これは自分の骨だ!」と認識されやすくなり、骨との結合(オッセオインテグレーション)がより早く、強力に進むことが期待されます。
骨との結合期間が短縮されることで、最終的な人工歯を装着し、しっかりと噛めるようになるまでの全体の治療期間を短くできる可能性があります。
また、オステム製インプラントは、品質と安全性が評価されつつも、コストパフォーマンスに優れている点も特徴です。
インプラント専用オペ室を完備
インプラント手術は、徹底的にクリーンな環境で行うことが何よりも重要だと考えています。
当院では、通常の診療室とは別に、完全個室のインプラント専用オペ室をご用意しています。
- 徹底した衛生管理
- 手術前・手術中は、オペ室内を高性能な空気清浄機でよりクリーンな状態に保ちます。使用するすべての器具は、高圧蒸気滅菌器などで厳密に滅菌処理を行います。
- 手術に最適な設備配置
- 外科用の診療台や、患部を的確に明るく照らすオペライトを完備。患者様が長時間座っても疲れにくい診療台を採用するなど、治療機器の配置も最適なレイアウトを徹底しています
このように、患者様の不安を軽減し、安心・安全に手術を受けていただける環境を万全に整えています。
安心のインプラント10年間保証
当院では、インプラント治療後、埋め込んだインプラント部分に「10年間の保証」をお約束しています。
万が一、インプラント部分に破損や不具合が起きた場合は、無償で対応いたします。(インプラント上部は10年保証ではありません)
患者様に「最大限」安心してインプラントと共に生活していただけるよう、治療後の長期的なお付き合いを第一に考えております。※年2回以上の定期的なメンテナンスを継続して受けていただくことが、保証適用の条件となります。
柏クレイン総合歯科・矯正歯科のインプラント治療方針
他院で「インプラントはできません」と
言われた方もご相談ください
「骨が少ないと言われたから」と、他院でインプラント治療を断られてしまった方もいらっしゃるかもしれません。柏クレイン総合歯科・矯正歯科では、そのようなケースでも諦めずに一度ご相談いただきたいと考えています。
骨が少ない/薄い方
持病以外でインプラント治療を断られる主な理由は、「顎の骨の量が少ない」または「骨が薄い」というケースです。
しかし、近年では、失われた骨を増やすための「骨造成(こつぞうせい)」という高度な技術が発達しています。
骨造成により、「骨が少ない」「骨が薄い」といった難症例でもインプラント治療が可能になるケースが増えました。
ですが、骨造成は高度な技術を要するため、どの歯科医院でも対応できるわけではありません。
当院では、骨が少ない・薄い患者様へのインプラント治療も数多く行っており、よほどの難症例でない限りは対応可能です。安心してご相談ください。
フラップレス手術は行いません
「低侵襲」よりも
「安全性と安定性」を優先します
当院では、インプラントの長期的な安全性と安定性を最も重要視しています。
そのため、術後の痛みや腫れが少ないとされる「フラップレス手術(無切開埋入)」は、基本的に行っておりません。
なぜフラップレス手術を行わないのか?
一見すると患者様にとって負担が少ないように見えるフラップレス手術ですが、以下のようなリスクや制限が考えられます。
- 骨の状態が直接確認できない
- CTで把握できる情報には限界があります。実際の骨の質、厚み、角度などを目視で確認できないため、インプラントを正確な位置に埋入するのが難しくなる可能性があります。
- 微細なトラブルの発見が困難
- 骨の小さな欠損やなど、歯ぐきを切開することで初めて分かる重要な情報を見落とすリスクがあります。
- 歯ぐきや骨の状態が不均一な場合は危険が伴う
- すべての症例が「低侵襲で対応できる状態」とは限りません。
不均一な骨の状態でのフラップレス手術は、予期せぬトラブルにつながる危険性があります。
結果として患者様の不利益につながる可能性
短期的には「腫れが少ない」「楽そう」に見えても、フラップレス手術はインプラントの長期的な安定性を損なう危険性をはらんでいます。
結果として、再手術が必要になったり、インプラントの脱落につながったりする可能性があるため、当院では長期的な患者様の利益を最優先し、この手術方法は採用しない方針をとっています。
「オールオン4」は行っておりません
あなたの骨や噛み合わせに
本当に合った治療のために
「オールオン4」とは、片顎あたり4本のインプラントで全ての歯を支える治療法で、比較的短期間かつ少ない手術で対応できる方法として知られています。
しかし、柏クレイン総合歯科・矯正歯科では、この方法をあえて採用しておりません。
その理由は明確です。私たちは、すべての患者様に対して「本当に合った設計」で、長く快適に使っていただける治療を大切にしているからです。
オールオン4を採用しない理由
- 骨の状態や将来性を見据えた「本当に合う設計」を優先
- オールオン4は、限られた本数のインプラントに負担が集中するため、骨の状態によっては将来的なトラブルのリスクが高くなる場合があります。
当院では、患者様一人ひとりの骨の厚み・質・傾き、噛み合わせ、そして口元のバランスなどを総合的に診断した上で、必要な本数・位置を個別に設計しています。 - 万が一のトラブル時の選択肢が限られてしまう
- もしインプラントのうち1本に問題が起きた場合、全体の構造に大きな影響が出てしまうのがオールオン4の弱点です。
そのため当院では、**万が一の際にも柔軟に対応できる「ゆとりのある設計」**を基本としています。 - 噛み合わせの微調整や修正が難しい場合がある
- 少ない支えで多くの歯を一度に支える構造では、噛み合わせの細かな調整が難しくなることがあります。
当院では、天然の歯に近い感覚で噛めること・話せることを大切にし、細やかな調整や将来的なメンテナンスのしやすさにもこだわっています。
すべては
「長く快適に使っていただくために」
私たちは、「できるだけ少ない本数で早く治す」ことを目的とするのではなく、「あなたのお口に合った、負担が少なく、長く安定して使える治療」こそが本当のゴールであると考えています。
たとえ時間が少しかかっても、あるいは費用が多少上がったとしても、「これにしてよかった」と心から思っていただける治療を提供することを大切にしています。
患者様の未来の笑顔のために、妥協しない治療を追求しています。
インプラント料金とお支払いについて
インプラント治療の費用目安
当院のインプラント治療では、人工歯根(インプラント体)、アバットメント(土台)、被せ物、その他必要な処置などを組み合わせた場合、1本あたり概ね40万円〜50万円(税込)前後が費用の目安となります。
インプラント体には、信頼性の高いストローマン(スイス製)、またはコストパフォーマンスに優れたオステム(韓国製)を採用しており、患者様のご希望やお口の状態に合わせて最適なプランをご提案しています。
また、CT撮影・カウンセリングは無料で行っておりますので、費用に関するご不安も気兼ねなくご相談ください。患者様のお口の状態や治療内容によって費用は異なりますので、まずは無料相談にて詳しくご説明いたします。
分割払い(月々9,300円~)にも対応
デンタルローンによる分割払い(最大120回)にも対応しています。
例えば、1本のインプラント治療であれば、月々9,300円~のお支払いから可能です(※金利・支払回数により異なります)。
無理のないペースで、安心して治療を受けていただける体制を整えていますので、お気軽にご相談ください。
医療費控除について
インプラント治療は、条件を満たせば医療費控除の対象になります。
ご本人やご家族の医療費が1年間で10万円を超えた場合、確定申告を行うことで所得税の一部が還付されることがあります。
控除の対象や申請方法については、医療費控除についてをご覧いただくか、ご来院時にお気軽にご相談ください。
インプラント治療の流れ
インプラント治療は、選択する治療方法や患者様のお口の状態によって異なりますが、約3ヶ月~1年、あるいはそれ以上の期間を要します。
これは、顎の骨に埋め込んだインプラントが、しっかりと骨と結合するまで待つ期間が必要だからです。
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STEP
精密検査・カウンセリング
最新のCTやレントゲンを用いて、歯や口腔内、顎の骨の状態を精密に検査します。
その結果を基に、治療計画、期間、費用などを詳しくご説明し、患者様にご納得いただいた上で治療方針を決定します。 - STEP
一次手術(インプラント埋入)
顎の歯ぐきを切開し、慎重に骨に穴を開け、そこにインプラント体(人工歯根)を埋め込みます。
手術の際には、局所麻酔または「睡眠麻酔法(筋肉内鎮静法)」を併用することで、痛みや不安を最小限に抑えます。 - STEP
治癒期間(インプラントと骨の結合)
インプラントが顎の骨としっかりと結合するまで、数ヶ月間の治癒期間を設けます。
この期間は、通常の口腔ケアを続けていただきます。 -
STEP
二次手術(ヒーリングアバットメント設置)
インプラントと骨の結合が確認できた後、インプラント部分の歯ぐきの形をキレイに作るために「ヒーリングアバットメント」を設置します。
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STEP
アバットメントおよび上部構造物の作製
型取りを行い、患者様に合った、アバットメントと上部構造物を作製し、実際のお口の中に装着します。
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STEP
メンテナンス
治療後も、インプラントを長持ちさせるために、半年に1回程度の定期検診が非常に重要です。
ご自宅での日常的な丁寧なケアと合わせて、インプラントと周囲の歯の健康を維持していきましょう。
インプラントに関するよくある質問
- インプラントを適用できない場合はありますか?
- 以下の状態に該当する方は、インプラント治療が適用できない、または慎重な検討が必要となる場合があります。
- 妊娠中の方
- 重度の全身疾患をお持ちの方: 例として、心筋梗塞、狭心症、喘息、活動性の肝炎(ウイルス性を含む)、重度の腎炎、コントロール不良の糖尿病、重度の骨粗鬆症、脳梗塞、重度の関節リウマチ、重度の金属アレルギー、重度のうつ病、悪性腫瘍など。
- 他の歯根に感染症がある方、または重度の歯周病の方
- 顎の骨の量が著しく少ない方(骨造成で対応可能な場合もあります)
- 顎の骨の成長が完了していない、おおむね20歳以下の方
- ご自身での丁寧な歯磨きなど、日常のお手入れが困難な方
- アルコール依存症の方
- チタンへのアレルギーをお持ちの方(非常に稀ですが、可能性はあります)
- インプラントにすることで体への影響はありますか?
- インプラントに使われる主要な素材はチタンです。チタンは、人間の身体になじみやすく、顎の骨や歯ぐきの粘膜との適合性が非常に高い金属です。そのため、心臓のペースメーカーや人工関節の部品など、医療分野で幅広く使用されており、生体親和性が非常に高いことが証明されています。アレルギー反応が起こることは極めて稀です。
- 全く歯が残っていない場合でも治療できますか?
- はい、歯が1本も残っていない方でもインプラント治療は可能です。その場合、上顎・下顎に4~6本のインプラントを埋め込んで、全ての人工歯を固定する方法(当院では個別設計を推奨)や、2~3本のインプラントを埋め込み、取り外し式の入れ歯をしっかりと固定する方法(インプラントオーバーデンチャー)などがあります。後者の入れ歯は、従来の総入れ歯とは異なり、顎にしっかり固定されるため、食事中や会話中に動く心配がほとんどありません。
- インプラントは何年くらい持ちますか?
- 歯科インプラント治療後、10年~15年の残存率は約90%以上とされています。これは、天然歯の残存率と同等、またはそれ以上とも言える高い数値です。しかし、天然歯と同様に、インプラントを長持ちさせるためには、日々の丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期的な専門的メンテナンスが非常に重要です。
- インプラントは高齢者でも大丈夫ですか?
- 手術をする上で問題がないと判断される健康状態であれば、年齢による上限は基本的にありません。20歳以上の方であればインプラント治療の適応となります。大切なのは年齢よりも、全身の健康状態と、治療後の適切な口腔ケアを継続できるかどうかです。
ご不安な点があれば、まずは無料カウンセリングからご相談ください。 - 治療は痛いですか?
- 当院では、患者様の痛みや恐怖心を極力排除できるよう最大限配慮しています。手術中は、局所麻酔に加え、「睡眠麻酔法(筋肉内鎮静法)」という麻酔を行います。これにより、ウトウトと半分眠っているようなリラックスした状態で治療を受けていただけます。完全に意識がなくなるわけではないため、体調の変化を医師に伝えやすく、全身麻酔よりも安全性が高い麻酔法です。
この麻酔法は、不安や恐怖心を取り除き、非常にリラックスした状態で治療を受けることができ、多くの患者様からご好評いただいています。また、治療後も普通に動くことができ、血圧にもほとんど影響がないため、高血圧や糖尿病といった全身疾患をお持ちの方にも対応可能です。 - インプラント治療の後のメンテナンスは?
- インプラントは虫歯にはなりませんが、歯磨きを怠ると、インプラントの周囲に炎症が起こる「インプラント周囲炎」になる場合があります。これは天然歯の歯周病に似た病気で、進行するとインプラントを失う原因にもなりかねません。 インプラントを長持ちさせるためには、ご自宅での丁寧な歯磨きを欠かさないようにしてください。そして、定期的な歯科医院での検診は必ず受診するように心がけましょう。定期検診を受けることは、インプラントに関する様々なトラブルを早期に発見し回避するだけでなく、他の歯を含むお口全体の健康を守るためにも非常に重要です。
インプラントのメリット・デメリット
インプラント治療は、失ってしまった歯の機能と見た目を回復させる、現代において非常に優れた治療法です。
しかし、すべての方にとって最適な選択肢とは限りません。
治療を検討する上で知っておきたいメリットとデメリットを、分かりやすくご説明します。
インプラント治療のメリット
- 天然歯に近い見た目と噛み心地
- インプラントは顎の骨に直接固定されるため、まるでご自身の歯のような自然な見た目と、しっかりと安定した噛み心地が得られます。硬いものも気にせず食べられるようになり、食事を心から楽しめるようになるでしょう。
- 周囲の健康な歯を傷つけない
- ブリッジ治療のように両隣の健康な歯を削る必要がありません。インプラントは単独で機能するため、残されたご自身の歯を大切に守ることができます。
- 顎の骨が痩せるのを防ぐ
- 歯を失うと、その部分の顎の骨は刺激がなくなることで徐々に痩せていきます。インプラントは骨に直接力が伝わるため、骨の吸収(やせ)を抑制し、顎のラインの維持にもつながります。
- 長期的な安定性と持続性
- 適切な治療と日々の丁寧なケア、そして定期的なメンテナンスを継続することで、インプラントは10年以上にわたり安定して機能することが期待できます。これにより、再治療のリスクを比較的低く抑えられます。
インプラント治療のデメリット
- 外科手術が必要
- インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込むための外科手術が必要です。そのため、全身的なご病気をお持ちの方やご高齢の方には、慎重な判断と事前の詳細な診査が求められます。
- 治療期間が比較的長い
- インプラントが顎の骨としっかりと結合するまでには数ヶ月の期間が必要です。そのため、治療完了までには、症例によって3〜6ヶ月以上かかることがあります。
- 保険適用外で費用が高額になる場合がある
- インプラント治療は基本的に自由診療となるため、費用は比較的高額になります。一般的には、1本あたり40万〜50万円程度が目安とされています。しかし、長期的な視点で見ると、その価値は十分にあります。
- 定期的なメンテナンスが不可欠
- インプラント自体は虫歯になりませんが、ケアを怠ると「インプラント周囲炎」という歯周病に似た炎症を起こすリスクがあります。インプラントを長持ちさせるためには、ご自宅での丁寧な歯磨きと、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。
項目 | インプラントのメリット | インプラントのデメリット |
---|---|---|
見た目・機能性 | 天然歯に近い見た目と噛み心地 | 外科手術が必要 |
健康への影響 | 周囲の歯を削らない、骨が痩せにくい | 持病があると治療が難しい場合も |
経済性 | 長持ちしやすく再治療の頻度が少ない | 自由診療で費用が高額 |
術後の管理 | 安定性が高い | メンテナンスが必須 |