インビザライン矯正は痛い?
その対処法は?

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インビザラインは痛い?

インビザライン矯正は痛い?痛みを感じる原因と痛みがあった時の対処法とは

2023年11月7日

インビザライン矯正とは、透明なマウスピースを装着して歯を矯正していく治療法です。

その治療方法や期間などについては理解されていると思いますが、患者様が気になるのは「痛みがあるかどうか」かと思います。

今回こちらではインビザラインの「痛み」について説明します。

インビザラインは痛みがあるのか、そして痛みの程度やその対処法まで詳しく解説していきます。

インビザライン矯正にお悩みの方は是非とも参考にしていただければと思います。

 

また、インビザラインの矯正期間などについて詳しく知りたい方は下記の記事もご覧下さい。

 

インビザライン矯正治療は痛みを感じるのか

さて、そもそもインビザライン矯正治療は痛みを感じるのか、という疑問から解決していきましょう。

結論から申し上げますと、ほぼ痛みはありませんが場合によっては小さな痛みが出ます。

基本的にインビザライン矯正治療はあまり痛みはありません。 ゆるい力で時間をかけて歯を矯正していくので、歯や歯茎への負担が少なく痛みも発生しづらいのです。

しかし、人によっては多少の痛みが発生する場合もありますので、完全に痛みが無い治療であるとは言い切れません。

インビザライン矯正はどのくらい痛いのか

では、その痛みはどの程度のものなのか。

きっと皆様が気になるのはここかと思います。

痛みの程度は、少ない痛みであり日常がままならないような痛みではありません。

鈍い痛みやややズキズキするような痛みが発生する程度です。

インビザライン治療は眠れないほどの痛みがある、といった噂話もありますが、それほどの痛みが出ることはまずありませんのでご安心下さい。

先程も説明したように、インビザライン矯正は小さな力で歯を動かしているので歯にかかる負担が少なくなります。

また、使用するマウスピースはプラスチック製で滑らかなものなので、口内を傷つけたりアレルギーが発生したりすることはほぼありません。

もし痛みが出たとしても、その痛みのピークは装着後36時間程度で訪れ、3日から1週間ほどで痛みも解消します。

痛みの程度は低いですが、多少ながら痛みが発生する可能性があることもまた事実です。

次章では痛みを感じる原因について説明しましょう。

インビザライン矯正で痛いと感じる6つの原因

インビザライン矯正で痛みが生じるケースを以下6つにまとめました。

1つずつ説明していきます。

①:マウスピースによる歯の圧迫

インビザライン矯正で痛みが出る原因として最も多いケースがこちらです。

インビザライン矯正はマウスピースをつけ続けることで歯を矯正していく治療です。

つまり、装着するマウスピースは現状の歯と全く同じ形ではなく、理想の歯並びに近づくために、現状の歯とは少しずれた形になります。

このマウスピースによる圧迫が痛みに繋がるケースもあるようです。

歯が移動しているので、歯の周りの歯根膜という組織が敏感になっており、ズキズキした痛みに繋がります。

食事中にも咀嚼をするごとに痛みが発生してしまう方もいます。

②:マウスピースの着脱時の痛み

インビザライン矯正のマウスピースは簡単に外れないようにしっかりと固定されています。

歯の表面にマウスピースを固定するためにアタッチメントをつけ、そのアタッチメントとマウスピースがかみ合うことでマウスピースをずれないようにしているのです。

そのため、マウスピースを着脱する際にはある程度の強い力を必要とします。

その着脱時の負担により歯や歯茎が刺激され痛みに繋がることがあります。

マウスピースの装着に慣れていない治療初期は特にこの事例による痛みを感じる方が多いようです。

③:マウスピース・アタッチメントが口腔内を傷つけている

マウスピースやアタッチメントは口の中に入れるものであり、基本的には口腔内を傷つけない滑らかな作りになっています。

しかし、稀に研磨不足なマウスピースやアタッチメントがあり、それによって口腔内を傷つけてしまうパターンがあります。

また、しっかり研磨してあったとしても口内の形との相性が悪く、傷つけてしまったり圧迫してしまったりすることもあります。

ただこちらはとても稀なケースです。

④:新しいマウスピースに慣れていない

インビザライン矯正は複数回マウスピースを交換して、徐々に理想の歯並びに近づけていきます。

新しいマウスピースに交換した際は、現状の歯とマウスピースの形状に差があるので痛みが発生しやすいとされています。

また、初めてマウスピースを装着した際にも痛みが出ることもあります。

単純に慣れていないことが原因であり、しばらく装着して歯とマウスピースが馴染んでくると痛みは引いてきます。

⑤:歯並びが戻ってしまった

インビザライン矯正で痛みが出る原因として、こちらも報告が多い事例です。

インビザライン矯正のためのマウスピースは1日20時間〜22時間の装着が推奨されています。

毎日マウスピースを装着し、矯正が進めば次のマウスピースへと交換するのですが、しばらく装着をしていない期間を作ってしまうと歯並びが元に戻ってしまいます。

歯並びが戻った状態で次の段階のマウスピースを装着すると、歯並びとのギャップが大きくなっており痛みに繋がってしまいます。

また、治療が完結したと自己判断してリテーナー(保定器具)をつけないことも同じように歯並びを元に戻すことに繋がり、痛みが発生します。

⑥:抜歯による痛み

インビザライン矯正は治療は、場合によっては抜歯をすることもあります。

歯並びが極端に悪かったり、歯が重なってしまっていたりする場合、抜歯をしてその隙間を埋めるように矯正をしていくこともあるのです。

抜歯をしたらその分の隙間を埋めるために歯の移動距離が長くなるので、当然負担も大きくなり痛みが出やすくなります。

また、単純に抜歯をしたことによる患部の痛みも発生することがあるでしょう。

痛みを伴わない治療方法であるとはいえ、このように抜歯をせざるを得ない状態だと多少の痛みが発生してしまうことは否定できません。

インビザライン矯正で痛いと感じた時6つの対処法

痛いと感じる6つの原因を解説しましたが、その痛みの対処法についてもお伝えしましょう。

原因と同様に対処法を6つ紹介しますので、ご自身に合った方法を試してみましょう。

①:1つ前のマウスピースに戻す

痛みが出る原因として、つけているマウスピースと現状の歯並びとにギャップがある場合があると先程説明しました。

ある程度の負荷をかけないと矯正がされていかないことは事実ですが、痛みが大きいようであれば1つ前のマウスピースに戻すことも考慮して良いでしょう。

しかし、基本的には医師と相談した治療計画に沿って治療をすることが推奨されますので、治療計画から大幅にずれたマウスピースを使用することはなるべく避けましょう。

②:着脱用スプーンを使用する

マウスピース着脱時の負担を軽減するために、なるべく短時間で小さな力による着脱が推奨されます。

そこで使用していただきたいのは、マウスピース着脱用のスプーンです。

一般的なスプーンではなく、インビザライン矯正用のマウスピースの着脱のために作られたスプーンであり、このスプーンを使用することで着脱をスムーズにできるようになります。 絶対に必要なものではありませんが、着脱に不安のある方や痛みが生じる方にとっては重宝するアイテムでしょう。

こちらも医師に相談して用意してもらうと良いでしょう。

③:マウスピースを長時間外さない

マウスピースをつけていない時間が長ければ長いほど、歯は元の形に戻ってしまいます。

矯正の進行が遅れると、新しいマウスピースに変えたときに痛みを感じる可能性があります。

マウスピースは1日のうち20〜22時間装着することが基本です。

歯磨きをする時、マウスピースを洗浄する時、食事をする時以外はなるべく外さないようにしましょう。

マウスピースをつけている期間が長ければ長いほど、インビザライン矯正の期間も短くできます。

治療を長引かせないためにも規定の時間マウスピースを装着するよう意識しましょう。

④:柔らかいものを食べる

痛みを和らげる方法として、なるべく柔らかいものを食べるということも効果的です。

痛みを感じる箇所は様々ですが、基本的には矯正によって動いている歯根部分が敏感になっていることがほとんどです。

この歯根部分は、食べ物を咀嚼する際の圧力によって刺激を受けてしまいます。

噛む力を必要とする硬いものやなかなか噛みきれないものは、歯や歯茎に圧力をかけてしまいますので、敏感になっている歯根にひびく可能性もあります。

痛みを感じる場合は、噛む力を大きく必要としないおかゆや麺類などを食べるようにしましょう。

 

⑤:マウスピース・アタッチメントを研磨する

マウスピースやアタッチメントが口腔内を傷つけてしまっている場合は、それらを研磨すると解決されることもあります。

ただし個人で行うのではなく、かかりつけの医師に相談し、専門家に依頼して研磨してもらうようにしましょう。

また、研磨ではなく交換をすることで解決するパターンもありますので、そちらも医師に相談のうえ判断をしましょう。

⑥:クリニックに相談する

どのような対策を講じても痛みが引かないようであれば、クリニックへ行き医師に相談することをおすすめします。

治療計画を再検討して変更することで解決する可能性もありますし、場合によっては鎮痛剤を処方されることもあります。

医師に診てもらうことで、痛みの原因と対処法を明確にすることができ、痛みを和らげる最適な方法を提案してくれると思います。

まとめ

インビザライン矯正治療は基本的に痛みは出ない治療法ですが、様々な原因で痛みが発生する可能性があります。

しかし、こちらで紹介した方法を実践していただければきっと痛みをおさえることができると思います。

当クリニック、柏クレイン総合歯科・矯正歯科では多くの患者様にご満足いただけているインビザライン矯正治療をご提供しております。

インビザライン矯正治療にご興味のある方、ご検討されている方、どんな方でも無料で相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

知識と経験の豊富な信頼のできる医師が皆様をお待ちしております。

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皆様のご来院、心よりお待ちしております。

コラム監修

監修者

柏クレイン総合歯科・
矯正歯科院長
鶴田 正

  • ・医療法人社団友正会 理事長
  • ・口腔外科医
  • ・インビザラインドクター

歯のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度「柏クレイン総合歯科・矯正歯科」にご相談ください。
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・好きな食べ物:温泉卵

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