インビザラインの
アタッチメントって何?

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インビザラインのアタッチメントって何?その効果と注意点を解説します

2024年06月12日

インビザライン治療をするときに「アタッチメント」と呼ばれるものを歯の表面につけることがよくあります。


でも「アタッチメント」って何なのか、ご存知でしょうか?


今回はインビザラインのアタッチメントについて分かりやすく解説します。


その効果や注意点、種類などについても紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

 

インビザラインのアタッチメントって何?

アタッチメント

インビザラインのアタッチメントとは、歯の表面につける樹脂製のパーツのことです。


透明のマウスピースを装着するインビザライン治療において、アタッチメントの存在は、そのマウスピースの効果を高める役割をになっています。


マウスピースを固定しながら矯正する力を調整してくれます。


素材としては、コンポジットレジン(CR)という歯科用のプラスチックで作られています。

どの歯にどんな形のアタッチメントをつけるかは、検診の結果に応じて決まり、その形状、数、配置は様々です。

アタッチメントの効果は?

アタッチメントの効果は大きく2つあります。


・マウスピースを固定する
・歯を動かす力を調整する


それぞれ解説しましょう。


マウスピースを固定する


アタッチメントはマウスピースを固定する役割があります。


インビザラインのマウスピースは可能な限り、患者様の歯並びや口腔内の形に合わせて作られていますが、わずかな隙間があいてしまう場合もあります。


歯とマウスピースの間に隙間ができて浮いている状態になってしまうと、効果的に矯正を進めることができません。


そこでアタッチメントをつけることで、マウスピースのフィット感を高めてくれて矯正を計画通りに進めることができるのです。

 


歯を動かす力を調整する


アタッチメントは歯を動かす力を調整するという効果ももっています。


患者様の歯並びは千差万別であり、矯正したい歯の方向や力加減も人それぞれです。


アタッチメントはそんな個別のお悩みを解決してくれます。


アタッチメントの形状や大きさ、角度を調整することで、マウスピースをつけた時の歯にかかる力を微妙に調整することができます。


歯全体に単一の力をかけるだけでなく、矯正したい方向に歯を矯正することができ、効果的かつ美しく矯正治療を進めることができます。

 


アタッチメントはインビザライン治療を効果的に進めるためにとても重要な役割をになっているのです。

アタッチメントの注意点

アタッチメントはインビザライン治療を進めるうえでとても大きなメリットがあることが理解できたかと思います。


ただ、アタッチメントをつける際に注意しておくべき点もあるのでそこもチェックしましょう。


日々のお手入れが必要


アタッチメントは自然の歯と変わらない色味をしており、普段は目立つことはありません。


しかし、色のつきやすい食べ物や飲み物を多く摂取していると着色してしまって目立ってしまう可能性があります。


そのために、日々の歯磨きなどで、念入りにお手入れをする必要があります。


また、歯の表面に突起する形で設置されるので、そこに汚れが溜まってしまう場合もあります。


こちらもいつも以上に念入りに歯磨きをしてしっかり汚れを落とすように意識しましょう。


外れてしまうことも


基本的にアタッチメントは、特殊な接着剤を使用して歯の表面から外れないようになっています。


しかし、稀に接着がうまくいっていなくてアタッチメントが外れてしまう可能性があります。


アタッチメントが外れてしまうと本来の治療計画とズレが生じてしまったり、矯正のバランスがうまく取れなかったりするので、すぐにクリニックに行くことをおすすめします。


メンテナンスをしつつ、新しいアタッチメントをつけてもらいましょう。

アタッチメントの着用期間と種類

アタッチメントは、歯の矯正が終わるまで着用し続けます。


インビザライン治療は矯正期間と保定期間に分かれておりますが、矯正期間までがアタッチメントの着用期間であり、矯正期間と同程度の期間の保定が必要です。

また、アタッチメントの種類は大きく分けて2種類あります。


通常アタッチメント」と「最適アタッチメント」です。


通常アタッチメント」とは、歯科医の判断で追加するアタッチメントであり、長方形、傾斜付長方形、楕円形の3種類があります。


歯の形状や力の方向性に応じてこの3つを使い分けます。

 


最適アタッチメント」とは、インビザラインのプログラム(ソフトウェア)でシミュレーションをおこない、患者様の特性に合わせて作られる特殊なアタッチメントです。

 

アタッチメントルートコントロール用ディープバイト(過蓋咬合)用オープンバイト(開咬)用回転用など種類は様々ですが、患者様それぞれの口腔内の状況や歯の形状などから、患者様にとって[最適]なアタッチメントを選択します。

 

口腔内の状況例

 

アタッチメントはあらゆる種類や形状が存在しますので、あらゆる患者様の歯並びに対応することができるのです。

まとめ

アタッチメントは、インビザライン治療を効果的に行うためにとても重要な役割をになっています。


アタッチメントをつけることで、治療期間を可能な限り短くでき、また、美しい仕上がりにすることができます。


また、インビザライン治療に興味のある方はぜひ当クリニックにご相談くださいませ

当クリニック柏クレイン総合歯科・矯正歯科では、常に無料のカウンセリングを受け付けております。

ご来院だけでなく、メールLINEでのご相談も受け付けておりますので、どんなお悩みでもお気軽にご連絡ください。

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皆様の歯の健康を心から願っております。

 

 

コラム監修

監修者

柏クレイン総合歯科・
矯正歯科院長
鶴田 正

  • ・医療法人社団友正会 理事長
  • ・口腔外科医
  • ・インビザラインドクター

歯のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度「柏クレイン総合歯科・矯正歯科」にご相談ください。
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・好きな食べ物:温泉卵

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